商品について

サイズ   W300×H210×D8mm
素材   
原産国 日本
容量
重量 372g


三彩 第243号  

発行年月 1969年4月

発行所 三彩社

 

1965年4月に三彩社より発行された、日本の近代美術・版画史の貴重な記録である『三彩』第184号です。
本号の注目特集は、大正の浮世絵師と称され、新版画の最高峰として名高い「橋口五葉とその周辺」。
そして、華麗な美人画・女性像で戦後画壇を牽引した洋画家「宮本三郎の舞妓」の二大特集が組まれています。
表紙は橋口五葉の名作木版画『化粧の女(髪梳ける女と並ぶ最高傑作)』があしらわれており、大正ロマンの情緒あふれる美しいグラフィックは、そのまま額装して飾りたくなるような気品があります。
新版画や大正ロマン、近代日本画・洋画の研究資料として大変読み応えのある一冊です。
【橋口五葉(1881ー1921年)】
大正時代に伝統的な木版画の技術を現代によみがえらせ、「新版画運動」の先駆者となった天才絵師・グラフィックデザイナー。
夏目漱石の小説『吾輩は猫である』の装丁を手がけ一躍有名となり、後に浮世絵の美人画を徹底的に研究。
独自の徹底した美意識から生まれた「大正の歌麿」と称される数々の美人画は、海外のコレクターからも極めて高く評価されている。

【宮本三郎(1905ー1974年)】
洋画家。昭和の洋画壇を代表する具象絵画の巨匠であり、芸術院会員や二紀会理事長を歴任。
戦前・戦中から卓越したデッサン力と華麗な色彩感覚で頭角を現し、戦後は独自のダイナミックな筆致で人間の生命感あふれるモダンな女性像や「舞妓」のシリーズを数多く描いた。
日本の伝統美と西洋の油彩技法を融合させたその作風は、今なお高く評価されている。

【三彩(1946ー1993年)】
終戦直後の1946年に創刊され、約半世紀にわたり日本の美術言論をリードし続けた伝説的な総合美術雑誌。
古美術、日本画、洋画から最先端の戦後現代美術までを網羅し、高名な批評家や芸術家自身による寄稿・論文を多数掲載した。
当時の美術界の動向を生々しく伝える第一級の歴史的資料として、現在もコレクターから高く評価されている。

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