商品について

サイズ W150xH213xD3mm
素材   
原産国 日本
容量
重量 78g

※古書のため、多少スレ傷み汚れがございます。

※本書は、2冊ご用意があります。画像最後に2冊並べた画像がございます。ご確認ください。

ユリイカ 昭和32年2月号

新連載:遠藤周作『沈黙の声』

本号から、後に日本文学史に残る名作となる遠藤周作の「沈黙の声」(後に『沈黙』として結実)が連載をスタートさせています。当時の読者は、まだ「沈黙」という作品の壮大さを知る由もありませんが、次代を担う作家の重要な創作の始まりをリアルタイムで目撃できた、歴史的な号です。

 創刊者・伊達得夫の熱意のもと、若き現代詩人たちの新たな詩篇や、鋭い詩論・文芸批評が多数掲載されています。当時の詩壇が直面していた課題や、新しい表現への渇望を肌で感じ取ることができます。

装丁は伊原通夫、カットは真鍋博や井出孝ら、後のデザインやイラストレーション界で活躍するアーティストが手掛けており、雑誌そのものが一つの芸術作品として成立しています

【遠藤周作(1923-1996)について】カトリック作家として、キリスト教の教えと日本人特有の感性との葛藤を描き続けました。 代表作「沈黙」などに見られる、信仰、裏切り、弱さの中の愛というテーマを深く追求しています。 ユーモア小説や歴史小説にも定評があり、その幅広い作風と人間的な視点で多くの読者を魅了しました。 日本文学において、宗教的テーマを深く探求した作家として、今なお重要な位置を占めています。

*『ユリイカ』(Eureka)は、1956年に伊達得夫が書肆ユリイカを設立し発行開始した日本の芸術総合誌です。ギリシャ語で「われ、発見せり!」(見つけた!)を意味する「Eureka」から由来しており、詩および批評を中心に、文学、思想、芸術全般を広く扱っています。

 

 

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