雅号や洗練された画風から、江戸時代の絵師と勘違いすることもあるが、小村雪岱(こむらせったい/1887-1940)は明治、大正、昭和の激動期を鮮やかに駆け抜けた表現者である。しかし、彼が遺した意匠は、一世紀を経た今なお、我々の日常の風景に溶け込んでいる。明治、大正、昭和の激動期を駆け抜けた彼は、江戸の情緒をモダンに昇華させた「挿絵画家」であり、名だたる役者に愛された「舞台美術家」であったが、同時に現代にも続くブランドの美学を決定づけた「稀代のクリエイター」でもあった。
| サイズ |
W222xH300xD42mm |
| 素材 | 紙 |
| 原産国 | 日本 |
| 容量 | - |
| 重量 |
ユリイカ 昭和35年11月号
ユリイカ通巻50巻となる本誌では、奈良原一高、飯島耕一、清岡卓行、澁澤龍彦、真鍋博、長新太といった執筆陣による海外詩の翻訳や評論などが掲載された、文学雑誌の貴重なバックナンバー。
【奈良原一高(1931-2020)について】福岡県出身の現代日本を代表する写真家で、1954年中央大学法学部卒、早稲田大学大学院で美術史を修め、1956年「人間の土地」でデビュー、1959年「VIVO」結成、パリやニューヨークに滞在し、国際的に活躍し「王国」「ヨーロッパ・静止した時間」など多数の写真集・展覧会で高く評価された。
【清岡卓行(1992ー2006年)について】1922年中国・大連生まれの詩人・小説家・評論家で、東京大学仏文科卒後、セ・リーグ事務局勤務を経て、詩集『氷った焰』でデビュー、小説『アカシヤの大連』で芥川賞を受賞。法政大学で教鞭をとり、晩年まで「大連」と「パリ」を創作の源泉とし、2006年に83歳で亡くなるまで日本芸術院会員を務めた。
*『ユリイカ』(Eureka)は、1956年に伊達得夫が書肆ユリイカを設立し発行開始した日本の芸術総合誌。ギリシャ語で「われ、発見せり!」(見つけた!)を意味する「Eureka」から由来しており、詩および批評を中心に、文学、思想、芸術全般を広く扱っている。
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歌麿・写楽の仕掛け人 その名は蔦屋重三郎 Catalog 2010年(第三版)
藤島武二展 Catalog 2017年
芥川龍之介と美の世界 二人の先達ー夏目漱石、菅虎雄 Catalog 2023-2024年
ゴッホ展 巡りゆく日本の夢 Catalog 2017-2018年
雅号や洗練された画風から、江戸時代の絵師と勘違いすることもあるが、小村雪岱(こむらせったい/1887-1940)は明治、大正、昭和の激動期を鮮やかに駆け抜けた表現者である。しかし、彼が遺した意匠は、一世紀を経た今なお、我々の日常の風景に溶け込んでいる。明治、大正、昭和の激動期を駆け抜けた彼は、江戸の情緒をモダンに昇華させた「挿絵画家」であり、名だたる役者に愛された「舞台美術家」であったが、同時に現代にも続くブランドの美学を決定づけた「稀代のクリエイター」でもあった。
「大正イマジュリィ」とは、今から約100年前の大正時代(1912〜1926年)を中心に、明治後期から昭和初期にかけて人々の暮らしを彩った書籍装幀、雑誌、絵はがき、ポスターなどの印刷図像を指す言葉である。印刷技術の向上や洋式製本の普及、そして商業美術の発展を背景に、日本のグラフィックデザインが初めて豊かに花開いた時期であった。
「エウレカ(発見した!)」は、アルキメデスが叫んだとされるギリシャ語の感嘆詞です。現在の「ユリイカ 詩と批評」は青土社(せいどしゃ)から発行されており、現代詩や文学だけでなくサブカルチャーなど新たな領域にも意欲的に取り組み、常に読者へ「新しい発見」を提供し続けているのです。創刊者である伊達得夫は採算や既存の文壇の評価を一切無視し、ただ純粋に「本物」だけを選び抜く力を持っており、ユリイカの言葉通り、才能ある若い詩人たちを数多く発掘し、世に送り出していたのです。
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