雅号や洗練された画風から、江戸時代の絵師と勘違いすることもあるが、小村雪岱(こむらせったい/1887-1940)は明治、大正、昭和の激動期を鮮やかに駆け抜けた表現者である。しかし、彼が遺した意匠は、一世紀を経た今なお、我々の日常の風景に溶け込んでいる。明治、大正、昭和の激動期を駆け抜けた彼は、江戸の情緒をモダンに昇華させた「挿絵画家」であり、名だたる役者に愛された「舞台美術家」であったが、同時に現代にも続くブランドの美学を決定づけた「稀代のクリエイター」でもあった。
| サイズ |
W150xH210xD1mm |
| 素材 | 紙 |
| 原産国 | 日本 |
| 容量 | |
| 重量 | 30g |
[日比谷図書文化館特別展]大正モダーンズ〜大正イマジュリィと東京モダンデザイン〜
本書は日比谷図書文化館で2018年6月開催された、「大正モダーンズ~大正イマジュリィと東京モダンデザイン~」のパンフレット。本展では、竹久夢二や杉浦非水、小林かいちらの手掛けた雑誌や装幀、パンフレットやパッケージデザインなど、いまなお清新な輝きを放つ大正から昭和初期にかけての様々なグラフィック・デザインを紹介。
監修:山田俊幸
【大正イマジュリィとは】“イマジュリィ”とはイメージ図像を指すフランス語で、挿絵・ポスター・絵はがき・広告・漫画・写真など大衆的な図像の総称として用いられている言葉。当時の活気に注目した研究者はこれらの大衆的複製物を「大正イマジュリィ」と総称した。
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雅号や洗練された画風から、江戸時代の絵師と勘違いすることもあるが、小村雪岱(こむらせったい/1887-1940)は明治、大正、昭和の激動期を鮮やかに駆け抜けた表現者である。しかし、彼が遺した意匠は、一世紀を経た今なお、我々の日常の風景に溶け込んでいる。明治、大正、昭和の激動期を駆け抜けた彼は、江戸の情緒をモダンに昇華させた「挿絵画家」であり、名だたる役者に愛された「舞台美術家」であったが、同時に現代にも続くブランドの美学を決定づけた「稀代のクリエイター」でもあった。
「大正イマジュリィ」とは、今から約100年前の大正時代(1912〜1926年)を中心に、明治後期から昭和初期にかけて人々の暮らしを彩った書籍装幀、雑誌、絵はがき、ポスターなどの印刷図像を指す言葉である。印刷技術の向上や洋式製本の普及、そして商業美術の発展を背景に、日本のグラフィックデザインが初めて豊かに花開いた時期であった。
「エウレカ(発見した!)」は、アルキメデスが叫んだとされるギリシャ語の感嘆詞です。現在の「ユリイカ 詩と批評」は青土社(せいどしゃ)から発行されており、現代詩や文学だけでなくサブカルチャーなど新たな領域にも意欲的に取り組み、常に読者へ「新しい発見」を提供し続けているのです。創刊者である伊達得夫は採算や既存の文壇の評価を一切無視し、ただ純粋に「本物」だけを選び抜く力を持っており、ユリイカの言葉通り、才能ある若い詩人たちを数多く発掘し、世に送り出していたのです。
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